15のときに部活で腰を痛め、29になる今でも病院に通っています。腰痛の痛みを和らげるために、ほぼ毎日漢方を飲んでいて、冬は腹巻が欠かせません。どうも弱めたところを無意識にかばっているようで、体が歪んで痛みが増すという悪循環に陥っているようです。
なお、症状として、痛みよりもだる重い感覚の方が強いです。常に腰に縄がくくられ、タイヤを引っ張っている感じです。
ただ、このままではいけないと決意し、これではいけないと半年ほど前から、体をできるだけ温めることに取り組み始めました。やっていることは、温感湿布、適度な筋トレやストレッチ、サプリメント、腰用マッサージ器などです。
しかし、それらの中で筋トレとストレッチは続けることが難しいと感じています。主治医が言うには、「痛みを感じるならしないほうがいいけど、徐々に背筋はつけていきなさい」と言われているので、重要性はわかっているのですが、どうも体を動かすのが苦手で…。
そんな中で、私が現在も続けられている対処法は、体の中を温める方法です。
体の内側から温めることで腰痛を和らげる
カイロを貼ってもいいのですが、まず体の中である内臓を温めることが大切です。飲み物は常温がベストで、冷たいものを飲んだら、その後温かいお茶をいただきます。
冷たいものを全く飲まない生活は難しいですし、苦痛やストレスになってしまっては意味がありませんので、冷たいものもいただきます。
手軽で習慣にできるものの中で、私が最適だと感じているのが朝に一杯の白湯を飲むことです。湯呑みを両手で持ち、立ったまま一口一口静かに飲みます。その間に体を揺らしたり顔の筋肉を動かしたり、ほんのり温かくなってきたころには、目も覚めています。
出かけるときには、サーモマグに白湯を入れて持ち歩きます。外出先でも白湯を飲んで一息つけば、体の緊張が抜けているころには、腰痛も気にならなくなります。
「体の中を温めると健康になる」という心理的な作用もあるかもしれませんが、私の腰痛の症状は確実によくなりましたのし、何より簡単に継続できるため、おすすめの腰痛改善方法です。
自分がこれだと思った改善方法を続けることが大切です
あと、冒頭でも述べましたが、痛みから体をかばうことは、腰痛の悪化につながります。腰痛の次は、膝が痛くなったという人も多いのは、腰をかばうために、他の部分に負担が生じるからです。
腰は体の要(かなめ)。要を悪くすると、他の部分も連動して調子が悪くなるので、腰が悪くなったときにはすぐに対策に取り組んでください。
ちなみに、白湯を継続して半年ほどですが、だるくて重くて動けない、ということは全くなくなりました。ストレッチやサプリメントですら続かなかったものが、ただのお湯で改善されたのですから、驚きです。
それから腰痛に悩む人の数だけ、解決策はあります。そして、自分がいいなと思った方法があったら、それをを疑わないようにしましょう。
腰痛は心理的な影響も大きいので、どんなに良い治療方法であっても、効果が無いと思い込んでしまえば、本当に効果がなくなってしまいます。
ですから、あなた自身がこれなら大丈夫という方法を見つけたのなら、ぜひそれを習慣化するようにしてください。